今月から、パワハラが法定化されました。一番の注意点は、パワハラの定義が思いのほか広いことです。
最終的にパワハラかどうかは総合的に判断されるとは言え、法令で定められたパワハラの定義を知らないとパワハラを犯してしまうリスクが高くなります。
パワハラが法定化されたことは次のことを意味します。
・法律施行前の判例でパワハラの境界線を理解することは間違い。
・パワハラをモラルの問題とだけ捉えるのも間違い。
・制度を解説しないパワハラ防止研修はミスリードの危険あり。
今後は、パワハラを人事制度の問題としても理解しておかなければなりません。