市町村アカデミーで講演して来ました

１月３日、市町村アカデミーの「市町村議会議員特別セミナー」で「自治体のハラスメント防止対策と議会」というテーマで話をさせて頂きました。

ハラスメント防止はコンプライアンスの一課題。コンプライアンスはマネジメントの一課題。つまり、ハラスメントを防止するには、マネジメントを見直し適正化を図る必要がある。これが主な私の主張です。

にもかかわらず、マネジメントの重要な手段である研修において、公務員のコンプライアンスをテーマにした「公務員倫理」科目まで、民間研修業者に丸投げし、結果として公務員としての職業倫理にも、また、公務員制度にも一切触れないケースがあります。

公務員が特別という主張ではありません。どんな職業でもその職業特有の「職業倫理」が存在し、それはその職業を経験した人からその職業の使命等特性を踏まえて学ぶのが基本ということです。

今回参加者である全国１００名を超える地方議員の皆様からも多くの共感の声を頂きました。特別職公務員である議員と一般職公務員が協働して真に住民のための行政を実現する。そのためにも共に公務員としての職業倫理を学び共有することが重要です。