研修講師や研修会社の中にもe-ラーニング否定論者がいます。
しかし私は次の理由から「e-ラーニング否定論」を否定します。
e-ラーニング否定論は、
・研修の多様化に逆行 (研修に関わるものが研修の多様化を否定するのは悲しいことです。)
・研修機会の拡充に逆行 (育児、介護等の理由で集合研修に参加できない職員や内定者へ研修機会を提供できます。)
・働き方改革に逆行(テレワーク推奨の主張と矛盾します。)
ひと昔前のe-ラーニングは、確かに紙媒体の研修資料を電子化したもので「電子紙芝居」と揶揄されるくらい研修効果の低いものでした。
しかし、現在のe-ラーニングはYouTubeと同じで集合研修のライブ映像をオンディマンドで見れる様にしたもので、むしろ集合研修の延長線上にあるものです。
例えるとすれば、集合研修は舞台でe-ラーニングは映画。共存共栄出来る関係です。
むしろ、e-ラーニングもオンライン研修も提供しない研修講師や研修会社に果たして働き方改革研修を提供する資格があるのか疑問です。